頭皮マッサージの正しいやり方と効果
「最近抜け毛が増えた」「髪が細くなった気がする」 そんなとき、真っ先に取り入れてほしいのが頭皮マッサージです。
実際、美容師として現場で多くの髪と頭皮を見てきましたが、 正しく続けている人とそうでない人とでは、半年後に髪のハリやボリュームに大きな差が出ます。
この記事では、科学的根拠に基づきながら、 自宅で簡単にできる「頭皮マッサージのやり方・効果・注意点」を解説します。
頭皮マッサージの主な効果
まずは、なぜマッサージが薄毛・抜け毛ケアに欠かせないのかを整理しましょう。
1. 血行促進で毛根に栄養が届く
頭皮の下には「毛細血管」が張り巡らされています。 マッサージで血流を良くすることで、毛根に必要な栄養や酸素が届きやすくなります。 (根拠:日本毛髪科学協会による頭皮血流研究)
2. 頭皮環境を整える
皮脂のつまりや乾燥は、髪の成長を妨げます。 マッサージで皮脂をほぐし、代謝を促すことで、健康的な頭皮環境を維持できます。
3. 自律神経を整える
ストレスは女性の薄毛の大きな原因の一つ。 マッサージによるリラックス効果で、副交感神経が優位になり、ホルモンバランスも安定します。
美容師が教える!正しい頭皮マッサージのやり方
間違った方法で行うと、逆に頭皮を傷めたり、炎症を起こすこともあります。 以下のステップを参考に、やさしく丁寧に行いましょう。
■ 基本の流れ(3分〜5分)
- 準備: 指の腹(爪ではなく)で行う。髪を軽くとかしておく。
- 前頭部: 生え際から頭頂部に向けて円を描くように指を動かす。
- 側頭部: こめかみを押しながら、耳の上あたりまでゆっくりと揉み上げる。
- 後頭部: 首のつけ根から上に向かって押し上げるようにマッサージ。
- 仕上げ: 両手で頭全体を包み込み、軽く圧をかけて深呼吸。
■ タイミング別のおすすめ
- 朝: 血行を促し、顔のむくみ予防にも。
- 夜(入浴後): 毛穴が開いているタイミングで、頭皮の老廃物を流しやすい。
- シャンプー中: 泡立てた後に軽く揉みこむと、汚れ落ち+血流促進が同時にできる。
効果を高めるためのポイント
1. オイルや育毛剤を併用する
乾いた状態で行うと摩擦で頭皮を痛めることがあります。 ホホバオイルや女性用育毛剤(例:マイナチュレ、綺和美など)を使うと滑りが良くなり、保湿効果もプラス。
2. 強く押さない
「痛気持ちいい」程度がベスト。強く押すと頭皮が炎症を起こすこともあります。
3. 毎日続ける
理想は1日1〜2回。時間よりも「継続」が大切です。
マッサージで効果を感じるまでの期間
個人差はありますが、一般的に2〜3か月で髪のハリ・コシが変わる方が多いです。
私のサロンでも、半年ほど続けたお客様の多くが「トップのボリュームが戻った」「分け目が目立たなくなった」と実感しています。
ただし、血行促進の効果はすぐに得られますが、「発毛」は時間がかかるもの。焦らず、日々の習慣として取り入れていくことが成功のカギです。
やってはいけないNGマッサージ
- 爪で頭皮を引っかく
- シャンプー前の乾いた状態で強く揉む
- 熱すぎるシャワーの直後に刺激を与える
- 長時間(10分以上)やりすぎる
これらは炎症・乾燥・抜け毛悪化の原因になります。
こんな人に特におすすめ
- 分け目が広がってきた人
- 髪が細くなった・コシがなくなった人
- 頭皮がかたく感じる人
- ストレスや眼精疲労が気になる人
頭皮マッサージは、薄毛対策だけでなく顔のリフトアップ効果もあるため、 美容意識の高い女性にとって一石二鳥の習慣です。
参考情報
- 日本毛髪科学協会『毛髪と頭皮の健康』(2023)
- 資生堂・頭皮科学研究センター 論文「頭皮マッサージによる血流と毛髪成長の関係」(2016)
- 厚生労働省「女性の薄毛と生活習慣に関する報告書」(2021)
まとめ|毎日の3分で髪と心が変わる
頭皮マッサージは、最も手軽で効果の出やすい育毛ケアです。 お金も時間もかけず、今日からすぐに始められます。
実践ポイントまとめ
- 1日3〜5分、指の腹でやさしく
- 育毛剤やオイルを併用して滑らかに
- 朝・夜どちらでもOK、継続がカギ
- 2〜3か月でハリ・コシの変化を実感
「忙しいから」と諦める前に、まずは1週間だけでも続けてみてください。 頭皮が柔らかくなり、髪が元気を取り戻していくのをきっと実感できます。






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